7回解く。

来週に入ると、富士中は期末テスト2週間前です。

 

ですから生徒たちのワークの進捗状況を確認して回っていますが、一番早い生徒でそろそろ何かの科目が3周目に入っているようです。すごいですね~。3年生のテスト範囲表も今日配られて、全学年範囲表が出揃いましたが、ここからワークを始めているようでは遅いと思います。だいたいの子が6割くらいは終わっていますが、まだ半分も進んでいない生徒には「平均点に黄色信号!」と発破をかけています。保護者の方も、家でお子様がどのくらい進んでいるか確認してしてみてください。繰り返しますが、一番早い子でもう3周目です。今週中に1周目が終わっていれば、テストまでに3周はできると思います。3周きちんとできれば平均点は確実に取れます。

 

周回の仕方も工夫したいと思っています。1周目はできる問題・できない問題の仕分けを行い、2周目はできない問題を解き直す。3周目は2周目でできなかった問題を更に解き直す。(周回するごとにやる量が減っていきます。)このあたりでワークのできない問題はほぼ無くなるはずです。そうしたら4周目以降は刺激を変える為にも、理科や社会のワークなどは、「解答を先に見て『どんな問題文だったか』を言ってみる」ことをやってみたり、数学ならばタイムアタックで時間を測ってやってみる。(中2の連立方程式の計算ならば1問30秒できなければまだまだ遅いです。)英語ならば穴埋め問題でも並び替え問題でも、日本語訳だけを見て全文答えてみる。工夫はいろいろできます。それこそ、ワークを後ろのページから解いていくだけでも新しい刺激があります。そうして7回ほど繰り返したころには、テスト範囲のワークなんて30分で1周、高速で復習できるようになります。

 

こうしてワークの養分を吸いつくすように勉強してから、改めて教科書を見てみると、まるで分らないことが無いように感じられ、教科書の内容が全て自分に向けて語りかけるように思えてくるはずです。

 

是非、そこまで練り上げてテストを受けて欲しいなと思います(^^)/