口うるさい

客観的な視点は大切です。自分ではできているつもりでも、他の人から見るとできていなかったり、自分のやり方よりも良い方法があったり。自分の行動を距離を置いて見ることができると成長につながります。

 

勉強も同じで、「自分はやっている」とみんなそれぞれ思っているはずですが、全員、量も質も違います。個人差があるのは仕方のないことですが、「成績を上げれられる」ラインを超えていないのに、「自分はやっている」となっている場合は注意が必要です。あとになって、「やったはずなのに」「頑張ったのに」と悲劇のヒロインを演じることになります。

 

ですから、私から見て「やれていない」生徒にはそれを伝えます。富士中生の場合、今日ならばワーク2周が終わっていないのは「やれていない」です。昨日の段階でやれていないのが発覚し厳しく言われている生徒もいますが、まだまだいるはずです。

 

テストが近付いてくると私は「嫌な奴」です。できていない、やれていない、遅いと生徒の嫌なことをズケズケ言っています。嫌われるのは私も嫌ですが、それを言わないで悲劇のヒロインがたくさん生まれてしまうのはもっと嫌なのでそこは堪えて言います。口うるさい大人が周りにいるという環境を、今はうるさがっていても、後になって理解してくれればいいなと思います。