勝手に「難しい」と決めつけるな、お手本をよく見よう。

富士中の期末テストまで残り9日です。土曜日は、授業もあったので中3・中2の生徒がが全員塾に来ました!ラスト1週間、全力でワークを反復させていきましょう。

 

ある中3生が、動画を上手に使って勉強を頑張っています。多項式の利用のところにある証明問題を、一度教えたときはほとんどできなかったのですが、提出されたプリントではしっかり解けていました(^^♪ きちんと頑張っているのが分かります。

 

証明問題などを解けるようにするには、「お手本をなぞる」以外にありません。初見の証明問題を1から解くのは数学者の仕事です。生徒は解き方を身に付けてそれを転用して問題を解いていきます。その際、解答の解き方を見て真似るのが無駄が無くて良いです。まずは解答をよく読んでどのように話を進めるのか「理解」する。これができないと問題をひねられたときに対応できません。理解ができたら、解答を見ながら写す。そして今度は、見ないようにして解答を再現してみる。その時に、誰かに説明するように頭の中で話しながら書くようにすると、定着しやすくなります。その作業を何度かやると、だんだん解答の構造が見えてきます。構造が分かると他の問題にも転用ができます。

 

証明問題は書き方が分かってしまえば簡単に得点できる分野です。一見自分で書かなくてはいけない事が多いのですぐに諦めてしまう人もいますが、自分で書く分得点が取りやすいのです。問題の難易度と記述量の多少は比例しないので、自分の得点源にしていきましょう。