なんでもやりっぱなしにするな、解き直しをしよう。

中3の6月北辰テスト@Homeの結果が返却されました。

 

自宅受験ということで、受験資料してしてどの程度私立高校から参考にしてもらえるのか(または全く参考にしてもらえないのか)は

分かりません。会場での受験ではないので不正行為を防ぐことはできません。そうなると、どの程度「工夫」をしてしまった生徒がいるのか気になるところですね(^^♪

 

そう思って、去年の北辰テストの第1回から第8回(共通問題受験のみ)の5科の平均点を出してみたら、235.1点でした。今回は234.1点なので、いい線いっていると思います。(みんな真面目に受けたということでしょうか。)

 

もちろん、去年のテストは受けている生徒も問題の内容も全く違うので比較することに意味はないのです。ですが、北辰図書さんの作る問題のレベルの安定感を信頼してみると、学力を測る指標としては十分ですね。今回が初めての北辰受験だった生徒もいるので資料の見方などを伝えて、期末テストが終わったらテスト直しを指導していきます。

 

問題の解き直しは大切です。勉強の「やり方」に注意がいきがちですが、解いた問題をきちんと直すことが最も効果的な勉強法かも知れません。特に男の子は解いた後のことに興味を持てない子が多く、解き散らかして終わりという、非常にもったいないことをしている場合があります。もくせい塾ではプリントを解いたら塾内にあるポストに投函しておけば、私が丸付けして返却するというちょっと洒落た仕組みがあります。(これを設置したおかげで私は丸付けに追われてヒーヒー言っていますが(^_^;))

 

この仕組みのおかけで生徒が何をどのくらい勉強していて、どのくらいできていて何を間違えたのか、間違えた原因は何なのかといった情報が私に入りやすくなっています。普通の塾の自習室ならば、塾のスタッフがそこまで把握することはできませんからね。

 

そしてこの仕組みのもうひとつの特徴は、生徒の問題の「解き直し」を具体的に指示できるということです。一度ポストに投函したら最後、間違え問題はやり直しをさせられます。私が全て丸付けをするので、やり直しをしていないとすぐに分かります。本来は丸付け自体も学力向上になるので生徒がやるべきなのですが、それは自分の持っているワークなどでやっていき、一方で他の人間が採点をする仕組みも取り入れることで客観的なフォードバックを常に受けられるというのが狙いです。

 

今は期末テスト期間中なので、学校のワークを身に付けた生徒たちに対してプリントなどで問題演習量を増やすよう呼び掛けています。もくせい塾の生徒たちはガンガン利用して下さい(^^)/