現状維持に甘んじるな、より良い場所を目指そう。

昨日も9時から教室を開けました。満員御礼とはいきませんでしたが、たくさんの生徒が自習に来ました。特に中2は全員来て頑張っていました、すごいですね~!

 

富士中の期末テスト3日前だったので、みんなの仕上がり具合を確かめるために、集まっている中2・中3の生徒を呼んで、対策授業を行いました。英作文などは「まだまだ頑張れ~(^^)/」という感じでしたがそれ以外はよくできている子もたくさんいました。

 

ワークの反復をしていて、自分ではなんとなくできていると思っていてもいざ問題を出されると全然できていないなんてこともあると思います。ですからワークを覚えたら問題演習をすることが大切です。そこでできていない問題を見つけ、それをできるようにすることで一つずつ抜けている穴を埋めていくことができます。テスト勉強は大枠をつかむことができたら、こうした地道な作業で1点、また1点と積み上げていく感覚を持って勉強できると良い点につながります。

 

もくせい塾に通っている子たちを見ていると、ワークの反復をこなした上でこういった勉強にシフトできている子が結構増えてきました。普通ここまでやらないんですよね。学校からは範囲の指定が出るので、それが終わっていれば「よし」としてしまう子が大半だと思います。言われたことはやっているから誰にも怒られませんし。でもそれだけだと、成績を上げる勉強にはなっていません。結局元から持っている本人の資質だけでテストを受けることになってしまいます。

 

成績を上げるには、その上で努力をしなくてはならない。学校からの範囲指定を超えたトレーニングが求められます。それをこなすには「これをすれば自分にとって良いことが起こる」と実感できなくてはなかなか取り組めません。ですがそこには辛さがあり、今まで通りにしていたほうが絶対に楽な状況があります。ですから頭の中で「改革派」と「現状維持派」の論争が起こります。

 

そういったわけで、入塾してすぐに改革できるようになる子もいますが、長くかかる子は2年くらいかかります。ですから、長く通っている子がこうなっているのを見ると、やっと点数を伸ばす準備ができてきたなぁと感無量です。考え方を変えないと行動は変わらないと言いますが、1年以上かけてここにたどり着いた子の場合、それだけかかる理由があったのだと思います。きっと頭の中で革命派が現状維持派を説き伏せ、大勝利した瞬間です。あとはもう、自分の人生を良いほうへとどんどん改革しまくっていって下さい!