簡単に諦めるな、ジタバタしながら考えよう。

昨日は第2回北辰テスト@Homeでした。塾生のみなさんのできはどうでしたか。直しをして力を伸ばすことに役立てていきましょう。

 

夏前の北辰テストが終わったので、ここからは受験勉強に集中する時期になりました。塾では夏期講習の準備も進めています(^^)/ 毎年のことですが、この時期の私は本当にヒーヒー言っています。やりたいことが多すぎて時間が足りません。

 

今年は夏休みも短縮されてしまい、普通の夏期講習を行うことが難しくなったと思います。他の塾では夏期講習の日程を短縮するところもあるようですが、もくせい塾は9月までずれ込んででも、例年通り目一杯行おうと思います!

 

なぜなら、夏休みの勉強時間を確保することが受験においてとても重要だと感じるからです。毎年受験生を見ていて思うのが、「夏を制するものは受験を制する」だなということです。夏休みに歯を食いしばって勉強した生徒が、自分の学力を大きく伸ばすところを何度も見てきました。夏に頑張った生徒は本当にその後の人生を変えます。それを演出するためにも、夏休みは長時間行いたいと思っています。「夏を制するものは受験を制する」。昔から言われている言葉には含蓄があります。

 

また、「コロナ禍だったから勉強時間減っても仕方ないよね」とはしたくないです。もちろん仕方のないところもあるのですが、大人が簡単に諦めるところを見せるわけにはいかないと思っています。ダメなこと、無理なことはもちろんたくさんありますが、それを見て「諦めよう」とするのではなく、「じゃあ他の方法はないかな」という姿勢があるんだと生徒には知ってもらいたいです。だから今年の夏期講習の日程はかなり暴挙ですが、私のジタバタする姿を見てもらいたいです。

 

今の生徒たちは将来社会人になって、「ゆとり世代」ならぬ「コロナ世代」とか言われちゃうかも知れません。でもその語り口が「だから仕方ないよね」ではなく、「なのに頑張っている」と言われるようになればカッコいいなと思います。簡単には諦めない姿勢は、その言葉を引き出すことにつながるかも知れません。