理科は自然を扱う学問なんだなぁ

今日はものすごいゲリラ豪雨がありましたね。昼時だったので、生徒の帰宅時間に重なりそうで危なかったです。

 

ちょうど今日、夏期講習の理科で天気のところを説明しました。授業を受けた直後に、急激な積乱雲の発達をその日のうちに体験できたのはすごいタイミングでした。

 

理科はいくら言葉をつくしても分からないことが、実際に体験するとストンと腑に落ちる場合があります。水圧が深さに比例するのは2mプールに潜ったことがあれば分かりますし、氷の入ったグラスが汗をかくのを見れば露点についての具体的なイメージが持てます。北斗七星を見つけて眺めていれば宇宙を俯瞰して見ることもできるかも知れません。

 

授業で説明するときにも、「ほら、こういう経験あるでしょ?」という話をします。生徒が持っている経験を理科の知識を結び付け、生徒の日常の先に理科という科目があるようにしたい。そうして、受験生であろうと目の前で取り組んでいる理科を「学問」というより「知恵」として使えるようになって欲しいなと思っています。