中学入試古文の費用対効果

中3の国語では、古文の指導が始まりました。みんな四苦八苦しています(^_^;)

 

公立高校入試の古文では、3点問題が4問の12点分出題されてきました。現代仮名遣いなどのごくごく基本的なものですが、いざ受験となるとなかなか満点が取れません。古文は問題を解くための技術と知識が必要ですが、中学校ではほとんど教わらないのが理由です。

 

高校で習う古文と中学生が受ける古文の違いはいくつかあります。例えば、高校の古文では主語の省略が多くなることや、古文単語や古文常識がかなり必要になることなどです。ですが、文法や読み方のレベル差はほとんど違いがないので、高校で習うことを少し先に学んでおけばずいぶん読みやすくなります。そして、高校に入ってからも使える技術なので高校の勉強でずいぶん助けになります。

 

高校入試においてはたかが12点分ですが、現代文の点数が安定しない生徒にとっては貴重な「計算できる」得点源になります。それを、定期テストや現代文の勉強の合間をぬって勉強し、今から半年かけて身に付けてもらう計画です。内容は現代文よりもずっと平易なものが多いので、半年ほど真面目に勉強すれば十分得点できるコスパの良い分野です。入試で満点が取れるように勉強していきましょう。