忙しさに慣れるため

塾の仕組みを作っていくうちに、もくせい塾は、自習ありきの塾になりました。

 

自習室を設けてある塾はたくさんありますが、「自由に勉強をしに来て『も』いい場所」という位置づけが多いと思います。もくせい塾にも自習室がありますが、その位置づけは「時間や回数は自由ですが、勉強しに来なくて『は』いけない場所」です。

 

 

なぜなら、授業ではその自習の成果を用意しなくてはいけないからです。中学生の授業では毎回確認テストがあり、高校生の授業では1週間の勉強の質問を出すことを求められるからです。それまでに準備しておかないと授業が進まないようになっています。

 

そういう意味でもくせい塾では(特に中学生は)自習が絶対となっており、特徴でもあると思います。ですから入塾すると他の塾よりもおそらく忙しいと感じると思います。週に1回、1時間だけ塾に行って、あとは遊んだり部活動したりというのもいいとは思いますが、効果を出すには生活のそれなりの部分を占める必要があると思い、そうしています。大人になるにつれてどんどん忙しくなり、その時間の使い方に工夫が求められると思いますが、その練習にもなればいいなと思います。