本気の子が集まっている

富士中の1学期期末テストまで残り2日となりました。したがって、本日も自習室を6時まで開放しています。今日も開けるなり生徒が続々と集まって勉強を開始しました。

 

私が中学生の時に勉強をしていたモチベーションは、「焦り」だったと思います。もちろん新しいことを学ぶのは好きできたし、できる喜びも感じていました。でも定期テスト前になると、「このままではヤバい」という気持ちが自分を机に向かわせていたと思います。もっとやらなくてはヤバい、これでは「恥ずかしい」点数を取ってしまう、と。

 

定期テストに対しては、2週間前から勉強していました。今思えば、もう1週間早く始めていたらもっと成績を上げられただろうと思います。ですが私の通っていたのは塾のカリキュラムに沿って進む集団塾だったので、定期テストの対策は各々でするものでした。したがって自分の危機感も2週間前までアラートを鳴らすことはありませんでした。

 

2週間前からは、自宅で夕食を食べた後から夜の2時くらいまで平日は3~4時間くらい、休日は6~7時間くらい毎日勉強していました。テストの前日は寝ずに勉強してテストを受けていました。今思うと、準備不足を効率の悪い無理でなんとかしようとしていたと思います。これが中学時代の私の考えうる限界でした。

 

今はこの経験を生徒に伝えることが仕事になっています。自分の失敗をもとに、こうしたらもっとうまくいくよと言うことを伝えています。今ではそれを実践してくれる子も増えてきました。塾は塾長の考えが色濃く反映されるものだと思います。勉強するモチベーションは人それぞれだと思いますが、本気の子には全て伝えたいと思います。テストまでもう少し、がんばれ。