祝日に復習

本日は文化の日で祝日ですが、もくせい塾はいつも通り開いています!

祝日でも受験生は当たり前に勉強しに来る


今日も始業10分間くらいから、中3受験生達がすでに集まって勉強が始まりました。勉強の習慣化ができていて素晴らしいですね(^^)/ 今のところ他に来ているのは中2の子が1人だけです。他の学年の生徒で、中間テストがイマイチだった生徒は、中3生を参考にしてください。

 

きっとこの瞬間も、他の場所の他の生徒たちもどんどん勉強しているはずです。差がつくのは今この瞬間です。負けないように頑張っていきましょう!

復習は「覚えているうち」に行う


ところで、勉強は少しずつでも毎日やることが大切です。週に1日、10問解くよりも、毎日1問ずつ1週間で7問解くほうが効果が高いと感じています。1週間放置しておくよりも、1日後に復習するほうが記憶に残っているためです。

 

よく、忘れた頃、または忘れてから復習をしている生徒がいますがそれは間違ったやり方です。復習は、覚えているうちに行ったほうが効果は高いです。

 

一説には、記憶は1時間後には半分ほど、24時間で4分の3が失われるとも言われます。1度目の学習では記憶は定着していません。それを何度も上塗りして忘れない知識にしていくことが学力向上になります。上塗りは下地があってこそ。ですから完全に忘れてしまったら、また初めから学んでいるのと同じです。それよりも、覚えているけど少し時間が開いたときに「覚えているかな」と確認したほうが効果が高くなります。

最高の復習方法とは

ですから復習のタイミングは、授業で学んだ「直後」が良いということになります。授業が終わる頃には、始めに聞いたことはそろそろ1時間経っています。ここで復習しなくては頭に残らないので、すぐに復習です。

 

しかしもっといいと思うのは、「授業で先生の言ったことを、その場で頭の中で『復唱する』」です。

 

言われたことをただ聴くのではなく、復唱しようとすると、その内容を頭の中で咀嚼することになるので、理解が深まります。理解できなかったところも、「理解できていない」と認識することになるのでその後の学習で「理解できなかったところ」という触れ方ができるようになります。

 

集団授業を行っているときに、「聴き流してるな~」という態度の生徒はほぼ必ず成績が悪いのですが、きっとこの「理解」をしようとせずにノートを写すだけになっているので、後で見返したときにやっと「理解できていない」ことに気付くのだと思います。その頃には授業で話した内容もすっかり抜けており、復習するにも自力ではどうしようもなくなってしまっていて、成績が悪くなるのだと思います。

 

ですから頭の中で話されている内容を「復唱」する。これだけで復習になると思います。授業はただ聞くのではなく頭を使って聞く。もしかしたら、一度聞いてできるようになる人とそうでない人、要領の良さの差は、この習慣の差にあるのかも知れないなと思いました。