理科も終了!

中3生の理科の範囲指導が昨日全て終わりました。先週社会も終わったので、あとは受験に向けてひたすら力を伸ばしていくのみです。

理科って


私は元々、数学や理科を担当していた講師なので、理科の授業には思い入れがあります。

 

中学理科は1年生で身近な生物や現象・物質を、中2で目に見えないものを扱い、中3になるとその先にあるものに向いていきます。そして最後に地球を飛び出し、宇宙へと話が向かいます。(最近はその後に自然環境の話が付け加えられています。時代ですねぇ。)

 

理科科目の身のまわりの近いところから、だんだんと遠くへと視点が向かっていく、そのカリキュラムの流れがダイナミックで好きです。

科学者にはロマンチストが多い


そういえば以前見たテレビ番組で、「恋愛は脳内麻薬が作り出した錯覚に過ぎない」と言った科学者の方が「でもあなたも結婚してますよね。」と聞かれ、「私も錯覚しちゃったんですよー。」と返していて、素敵!ってなりました。そういう返しができる人ってチャーミングですよね。

 

科学者の人ってどこかロマンがあるというか、夢を忘れていない感じがあっていいなぁと思います。

 

昨日の理科の授業では金星の満ち欠けの作図を行ったのですが、天体の動きの理解を深められるように実際にボールに光を当てて説明し(あまりうまくいきませんでしたが)、生徒たちも楽しんで授業を受けてくれました。月食の説明の時に「夕陽はなぜ赤いのか」について説明したときも「おぉ~」なんて声が返ってきたりして、「やっぱり理科は面白い!」と思いました。受験に必要だからというのはもちろんですが、それだけじゃぁ味気ない。これからもそういう気持ちを持って伝えていきたいと思います。