細部を詰める

昨日は成人式でしたね。もくせい塾では冬期講習が終わり、本日から通常営業です。

中3生に変化が


冬期講習は机の配置を変えて行っていました。講習が終わり、その配置を元に戻すのを手伝ってくれた生徒たちが、配置にこだわりだしました。少しズレてるとか、隣のパーテーションの高さが合わないとか。アジャスターの高さを直したりと結構細かいことを気にしています。

細部に気を遣えれば学力は伸びる


はじめは、「何かに似てるなー。そうか、嫁をいびるしゅうと…げふんげふん。」なんて思いながら見ていたのですが、これは良い傾向な気がします。勉強でも細かいところを気にすることができれば、失点を防ぐことにつながるからです。

 

社会の用語を書く時の漢字のミスや、英文を書く時の冠詞や三単現のsの付け忘れなど、気を付ければ防げるミスを減らすには、こういった日頃からの意識が大切です。逆に言うと、ケアレスミスは日ごろから気を付けていなくては減らせません。受験勉強をしてきて、3年生たちはここまで来たのですね。ごみ箱に消しごむカスをきちんと入れられなかった子たちがずいぶん成長しました(^_^;)

細かいほど良い仕事になる


細かい所に気を付けていれば問題を解く時だけでなく、例えば「工業地帯」と「工業地域」は何が違うのかとか、「植物と動物の胚はどの段階までか」なども気になったりして調べたりするようになります。こういったちょっとしたことが学力の差を生みます。まさに「神は細部に宿る」ですね。

 

まだまだふざけてパーテーションや机にドカンとぶつかったりもしますが、問題を解く時に問題文に線を引いたりできる子も増えてきました。受験に向けて、更に感覚を鋭く研ぎ続けていってもらいたいと思います。