高校生の定期テストとその勉強

遺跡や史跡などにも興味があります。神社仏閣も自然も史跡も、自分の目で見て回ることに喜びを感じている気がします。そうすることで、例えば社会などで習った事柄が「自分の体験」になり、自分の言葉で生徒に話せるようになっている気がします。

高校の定期試験は音を立てずに近づいてくる


今週から中間試験が始まる高校が多いです。塾生たちもしっかり頑張っています(^^)/

 

高校と中学の定期試験を比べると、まず科目数が多くなりそれに伴い試験日数が増えること、そして「試験期間」というものが曖昧になることが違いとして挙がります。

 

ですから、中学生時代に誰かに学習計画を管理してもらっていた生徒は、高校の定期試験の準備で出遅れる場合があります。高校に入学して生活の変化の中で揺蕩っていると、気付かぬうちに試験がやってきます。

高校生は自分で勉強の管理をしなくてはいけない


高校の定期試験は、部活動の停止期間などは設けられていても、試験期間が明確でないことがよくあります。試験の前日まで授業が先に進んだりしている科目もあったり、試験範囲は「今までやったところ全部だぞー。」としか言われなかったり。

 

ここで気を付けなくてはいけないのが、試験期間が曖昧になってことが、「テスト勉強を曖昧にしていい」ことではないと言うことです。これが分かっていなくて成績が沈んでいった生徒を見てきました。高校生は中学生よりも自己管理を求められます。自分の勉強は自分で責任を持って管理しなくてはいけません。

高校では更に兜の緒を締めよ


それどころか、高校生は毎日の自習が定期試験への勉強であるという意識を持たなくては校内で良い成績は保てません。

 

高校は自分と同じくらいの学力の生徒が集まる場所です。簡単に抜かれます。中学生の時のように、「テスト勉強はテスト2週間を切ってからでいいやー。それまでは勉強はSoSoで。」なんてしていたら、あっという間成績は下がり、それこそ1年生の2学期には成績が下位10%以内に入ってしまっていたりもします。そうなると大学に進学したくても、もうほぼ推薦はもらえません。

 

高校受験の時に3年の夏くらいから頑張り出して上手くいってしまった子で、大学受験も同じことが可能だと勘違いしてしまう生徒もいるようです。しかしそんなに簡単ではありません。塾を卒業したあと、大学受験はあまりうまくいかなかった子の話もいくつか聞いたことがあります。そういうのを聞くと、大学受験はそんなに甘くないんだなとつくづく感じ残念に思います。だからこそ、高校生も日々勉強です。今日も頑張っているもくせい塾の高校生たちは、そんなこと分かり切っているようですけれどね。