ミスを減らす➀

いろいろな理由があると思いますが、テストや問題演習でミスをしてしまう原因の1つは、取り組み方に問題があると考えています。

ケアレスミスは減点の大きな要因


ケアレスミスこそ原因を分析して減らす努力をするべきです。生徒によっては、100点満点のテストで10点くらいはケアレスミスで落としている場合もあります。

 

分からないもの、今の学力では解けないものは仕方がありませんが、分かっていても間違えてしまうものはそうではありません。そういうものをケアレスミスと呼ぶのでしょうが、これを減らすだけで今の学力のままで点数が伸ばせると考えると無視はできません。

 

 

ケアレスミスという言葉から根絶したい


昔の県立入試や北辰テストは1科目40点満点の、5科目200点満点でした。その時は分かりやすかったです。1問ミスるともう39点か38点になってしまいます。1点も失いたくないという意識が嫌でも働きました。ですが100点満点の1点はそれほど大きく「見えない」。するとミスをしないようにという意識が希薄になります。

 

 

ケアレスミスを減らす一番の方法は、意識を高めることです。絶対にミスをしない、その気持ちの強さがケアレスミスを減らします。成績上位層の中には、テスト前に緊張で手が震えている生徒がいたりします。上に行けば行くほどミスは許されないということを知っているのですね。そのくらいの意識が持てれば学力も伸びていきます。