100マス計算

小学生の生徒が、100マス計算のかけ算の目標タイムをクリアしました(^^)/

基礎の基礎を固める


小学生の算数では、100マス計算を使用することがあります。5年生くらいで分数の計算を行うようになってくると、計算力が求められるようになります。

 

それまでの学年の計算問題では、それほど計算力による差異は顕在化しない気がしますが、分数の計算になると、通分・約分が出てきます。通分では最小公倍数、約分では最大公約数を求めることになり、ここで整数のかけ算わり算を行います。しかしこれらは分数の計算の途中式には出て来ないので、見えない計算なのですね。この処理をする時に計算の力が必要になり、それが弱いとここでつまづくことになります。中学生でも文字式の計算問題で、分数のある計算ができない子がたくさんいますが、原因を辿るとここに行き着きます。

 

ですから、100マス計算です。学校で行うよりも少し早い目標タイムをクリアできるまで何度も練習して、基礎計算をしっかり固めておくことで、中学生になっても困らない計算力を身に付けます。100マス計算は毎回行うと少しずつ速く正確にできるようになっていきます。確実に力になるので、四則計算全てクリアできるまで行っていきます!