「間違えろ」という塾

学力はその人の「行動力」と関係があるのではないでしょうか。

頭のいい子は運動もできる?


よく言われるのは、「偏差値の高い学校はその分部活動がしょぼい」「偏差値が低い高校では部活動が盛ん」みたいな話ですが、割とそんなこともないと思います。文武両道の高校は多いと思いますし、その逆もまた然りだったりします。今のサッカーなどを見ていると、頭が良くなくてはできないスポーツだなとも感じます。

 

これって結局行動力の差なのかなと思っています。たくさん行動して経験値を貯める人ほど頭はよくなり、それは運動でも同じ。ですから、「失敗」はさせないのではなく、どんどんさせた方がいいのでしょうね。失敗は大きな経験になります。

 

だから間違えろ


私が若い時は、生徒を指導していて「先回り」してしまうことがよくありました。例えば生徒が計算している最中に「ここ、間違ってるよ」と指摘して直させ正解にしてしまったり、答えが分からない子を誘導して正解に導いてしまったり。これは、失敗する経験を奪ってしまう行為でした。

 

 

それが生徒の伸びを鈍化させることに気づいてからは、生徒が間違えてから「ブブー。不正解。」と思いっきり言うようになりました(^_^;) 時間はかかるようになりましたが、長い目で見ればこちらのほうが早いと気付きました。なんとなく子育ての大切なところにも通ずる気がしています。

 

間違いを指摘して思いっきりイジられるの、生徒からは嫌がられるでしょうけれどね。