自由にやろうよ

「指示があるまで何もしない」。入塾したばかりの子によくある現象です。

怖くて何も動けないんだね


授業で「これを解いておいてね」と言うととりあえず手を付けるけれど、終わったら、または分からない問題にぶつかったら止まって暇そうに待っています。日本の学校教育ってこういう振る舞いをする子を育てる体質なのだなと考えると、少しだけゾッとします。

 

そこで「問題集には解答が付いてるよ」と言うと、丸付けを始めます。自分で考えて動き出す瞬間です。こうやって「自由に勉強していいんだ!」ということを少しずつ伝えていきます。もくせい塾では生徒が考えて行動できるようになってもらいたいと思っていて、時間が空いたら取り組む教材を渡したりもしています。

 

その取り組みのおかげで、ある程度在籍している子は次々と「勝手に」教材に取り組むようになります。自分でプリントを印刷しに行って解く子や、持ってきた問題集を始める子もいます。自主性が育まれる環境を用意してあげれば、生徒は自分でどんどん伸びていきます。