点ではなく線で

生徒の波も含めて見られることが理想。

昨日はダメでも今日はいい時もある


生徒が解いて提出したプリントを丸付けしたら、雑な処理が「見え隠れ」、というより「見え『見え』」していた。

 

丸付けをして「もう一度間違えたところをじっくり考え直して再提出しよう」とメッセージを添えて返却し、授業で生徒と一緒に解き直しをしたらほとんどできている。正解した問題も「なぜこの答えになるの?」と聞くと、その正解の根拠も指摘できていた。本当ならばきちんと正解できる実力はあったのだ。

 

つまりやはり「雑」に解いていただけであった。人はその日のコンディションでパフォーマンスが変わるので、こういう日もあると思う。大人でさえそうなのだから、生徒はもっと波があるはず。だから大事なのはそれに気づいてリトライさせる機会を設けることだと思う。マルバツだけつけて返却しただけだと、そのプリントも生徒がかけた「時間」も無駄になってしまうところだった。塾講師は生徒の勉強を点でなく線で見る視点が必要だ。