冬休みの勉強について

冬休みの勉強プランについて。

やることを絞って計画しよう!


生徒から、

 

「冬休みの勉強は復習と3学期の予習のどっちがいいですか」

 

と質問があった。やる気の感じられる質問で素晴らしい。

 

どちらをすべきかはその子の学習状況によって違うと思うのだが、いずれにせよ「冬休みは17日間しかない」ということを考慮に入れて考えるべきだ。まず復習する場合は、1学期の復習からすべてやろうとすると時間が足りなくなる。だからやる科目・範囲を1つか2つに絞って行ったほうが良い効果を得られるはずだ。予習も同様で、苦手な科目のみ教科書の先を読み込んで確認しておく、そして学校のワークを解いてみるくらいが良いだろう。一般的に予習よりも復習のほうが学習効果が高いので、迷ったら復習するのが良いと思う。

 

17日というのは2週間とちょっとの日数だが、これを「定期テストの勉強期間くらいある」と思っていると足元をすくわれる。多くの人がお休みモードになる「正月」があるからだ。正月ばかりは自分だけエンジン全開で勉強し続けるのはさすがに難しい(と思う)。集中できない時期はいっそ勉強をそこそこに切り上げ、家族と過ごす時間を大切にして欲しい。それも加味してやることを決めて、「これをやったぞ」という手ごたえを感じる勉強をしてもらいたい。