予鈴の意味よ

最近、「終わりのチャイム」がないがしろにされている。

 

もくせい塾では授業開始・終了時にチャイムが鳴る。しかし最後の授業の時は、終了5分前に予鈴が鳴るようにしている。これは以前、終了のチャイムが鳴ってもなかなか片付けないでずっと勉強し続けてしまう子がいたからだ。なので予鈴を鳴らし、

 

「はーい!みなさん終わりにしてくださーい!」

 

と号令をかけるようにしている。これで終了時には帰れるようにしたのだ。ちなみにその5分後には「最終下刻時間」のチャイムも鳴るようにした。夜も遅いし、みんなの体調とか安全面とかも考慮してね。これでしばらくはピシッ、ピシッと帰る支度をしてくれるようになっていた。

 

しかし最近、というか今年に入ってからまたジョロジョロと帰りが遅くなり出している気がする。予鈴が鳴ってもみんな動かない。私の

 

「はーい!みなさん終わりにしてくださーい!」

 

が、空虚に響くだけ。ちょっと恥ずかしい。

 

みんなが動くのは終了のチャイムが鳴ってからになってしまった。最終下刻時間のチャイムなんてガン無視。一生懸命勉強しているのは嬉しいんだけど、これでは予鈴の意味がない。「予鈴の予鈴」を作るべきなのだろうか。そしてその刺激にも慣れてきてしまったら「予鈴の予鈴の予鈴」...。

 

そのうち5分刻みでチャイムがなるようになりそうで怖い。