勉強と部屋の掃除の類似性

勉強って、なんとなく「部屋の掃除」に似ている。

 

日ごろからちょこちょこ片付けをしていれば、いざ掃除をするときにそれほど苦労しない。でも散らかし放題散らかしてしまうと、掃除がまるで労役のように苦しいものになる。勉強も習ってすぐに復習すればそれほど苦労しなくても身に付く。でもテスト直前まで触れないでおくと、習ったことを忘れてしまい、またいちからやり直しになって面倒くさい。

 

新しく買ったおもちゃでもきちんと整理整頓しておけば、必要な時にすぐに取り出して使える。買った時に置き場所を決めずに遊んで、飽きたらほっぽり出したままにしておくと、そのおもちゃもすぐに汚れるし寿命も短くなり、使うことができなくなる。勉強でも習った知識を整理整頓して覚えておかないと、忘れやすくなりすぐに使えなくなってしまう。

 

また、物があふれかえっている部屋だと導線がきちんととれないので、物を取り出したり移動するのですら時間がかかる。動きが鈍る。頭の中で勉強したことがまとまって飲み込めていないと、その知識を使うことができずにいつまでたっても「回転の遅い」人のままだ。

 

ほら、勉強と部屋の掃除はなんとなく似ているでしょ?