2月。公立入試のある月。

2月に入った。つまり、埼玉県立高校入試まで残すところあと3週間だ。

 

よく、受験直前期の1日は夏休み前の数日分だなんて言われるけれど、その通り受験生たちは濃密な1日1日を過ごしている。「自分で練り上げる時間」がどれほど大切かがよく分かる。逆にこの時期に授業を求める、指導を求めるようなマインドではいけない。辛いだろうが最後の最後は自分と向き合い、自分を追い込むことが求められる。

 

この時期に大切なのは、「今日は何をやったか」をハッキリと言えるように過ごすことだと思う。「過去問を解きました」みたいな漠然としたことではなく、過去問を解いてどうだったのか。何ができていなくて、それをどう補ってどの程度できるようになったのか。そういう具体的なことが言えるように過ごすことだ。生徒の学習記録シートを見ていると、それができている子もいて、もう立派な戦士だなと誇らしく思う。それを見届けられるのをありがたく感じ、最後までしっかり応援していく。