中学校で上位に入るために小学生のうちからやるべきこと

小学生の宿題には、前学年の内容のものも出している。

 

小学校の授業は短期スパンだ。先週勉強したことを今週テストして終わりということもある。だからカラーテストでは点数を取りやすいが、学校の授業だけでは頭には残りにくい。しかし中学校にあがると、テスト範囲は直近の3か月~4か月分の内容が出題される。また、高校受験になるとその範囲は過去3年分だ。そうした長い範囲に対応するには、学校で進んでいる範囲の勉強だけではダメだ。

 

だから小学生には以前の内容もどんどん出している。すると当然忘れていてできないこともある。それを授業で確認したら復習する。何度も塗り直しを行う。その時に教えてしまうこともあるけれど、

 

「前の学年の教科書を見てこらん」

 

と、自分で調べることも促す。そうすることで、できないことを自分で乗り越える方法も身に付けてもらう。「教わらないとできない」という姿勢では中学校以降の成績上位者にはなれない。来るべき「長期スパンの学習」に備えて、姿勢から作っていく。