「どうしても」じゃなければ、勉強をやれる余力は残しておいたほうがいい

 

第1回北辰テストも今月末にあることだし、高校受験生はそろそろ高校について意識していく時期だ。

 

学校選びで知っておいてほしいことがある。

 

「通学距離と部活動選びは結構重要」

 

ということだ。やりたいことがあって、その為に選んだ高校が自宅から遠かったのなら仕方がない。でも、通学時間って学校の成績に結構影響するのよ。往復1時間の子と2時間の子、それだけでも月に20時間以上自由な時間が変わってくる。年間200時間以上ね。

 

「通学中の電車の中で勉強すればいい」

 

と軽く言うが、状況によっては結構難しい。ちゃんとイスに座って机に向かったときと同じことはできないし。

 

部活動選びも同様で、入った部活によって成績が結構変わる。忙しい部活動に入ってしまうと毎日の予習復習もままならないなんてこともよくある。

 

「でも、どんなに忙しくてもやってる子はやってるし」

 

と軽く言うが、これもまた「そういう人もいるけれど」だよ?全員がそうじゃないことくらい、中学校で標本調査の勉強をしていればすぐに分かる。自分が「その他大勢」にならない保証なんてない。

 

もちろん勉強が高校生活の全てではないので、これはあくまで勉強・進学という観点でのお話だけれどね。過去に「勉強も頑張りたい」けど、そういった選択をミスっちゃってる子を見てきたので老婆心ながら。