計算ミスはね、自分の学習姿勢のミスなんだよ

定期テストの数学できちんと学習内容を理解できているのに得点が9割を超えない中学生は、計算力を見直した方がいい。本来テストで分からない問題が1問くらいならば95点くらいは取れるはずなのだ。

80点台後半をうろうろしている生徒の失点は主に計算ミスにある。つまりは計算力。テスト中の焦りや緊張程度で揺らいでいるようでは計算力があるなんて言えない。いつ何時でも同じ計算は同じ答えが出なくてはならない。

計算で間違える子のほとんどは「"お手本"通りにできていない」。初学で習う時は必ず「途中式」も書いて教わるはず。その通りに途中式を書かないところから計算力の揺らぎは生まれる。四則計算さえできていれば、手順通りにやればどんな計算でも全て必ず正解に至る。それを途中式を端折ることで自分でつまづいている。中学生で定期テストが70点くらいの子、小学生でカラーテストが80点くらいの子はまず途中式が書けない。きっとどこかで"面倒臭い"という気持ちから途中式を省略しだしてしまった結果だ。それで暗算でなんとかしようとして、途中式を書いた方がずっと速いのにいつまでのウンウン唸っている。

計算間違いを"ケアレスミス"としてしまうのは間違いだ、計算間違いは「分かっているのに得点に結び付かなかった」重大なミスだ。そしてそれを引き起こしたのはかつての"面倒臭がって"途中経過を省略してしまった自分の怠惰な心だ。そのことを深く心に受け止め、計算過程に省略してしまった1行を追加することから計算力は回復していく。