高校入試の国語古典の勉強について②

前回の記事で、高校入試の古文の勉強は、英語の勉強と同じように進めると効果的ですと書きました。今回はもう少し具体的な中身について書いてみようと思います!

 

文法の勉強ですが、文法で優先してまず学習したほうがいいのは助動詞です。「き」「けり」「つ」「ぬ」「たり」「り」「らむ」「る」「らる」「ず」などの、文章によく出てくる助動詞の意味を覚えるだけでもかなり文章を訳せるようになります。意味を覚えたら、次は各助動詞の活用を覚えます。活用を覚えることで、文章の中から変化している助動詞も見つけられるようになります。

 

助動詞の学習が終わったら、今度は助詞です。ここでも全部覚えようとはせずに、格助詞「の」「が」、接続助詞「で」、係助詞「や」「か」など、現代の日本語とは意味が異なるものを中心に覚えるといいですよ~(^^♪

 

この他の動詞や形容詞・形容動詞は助詞や助動詞よりも数が多いので、出てくるたびに頻出のものを覚えていけばいいと思います。これらを覚える作業と、古文の問題演習を並行して進めると古文の力がメキメキ付いていくのが実感できますよ(^^)/