勉強で学ぶこと

勉強では、自己の管理がついてまわります。

勉強で身に付く能力


自分のできないところを見つけて、それを克服するには何をすべきか考える。何をいつまでにやるのか計画を立てる。遅れた分はどのように取り戻すのか再計画する。できているかどうか確認する。これらは全て自分の管理です。だから、勉強ができるようになるとは、こうした管理能力を身に付けるということにつながります。

 

特に時間管理の能力は重要です。将来何をするにも時間を考えて行動することが求められます。これができないと、仕事においては「仕事ができない」、プライベートにおいては「だらしない」ということになり、人から距離を置かれてしまいます。私もたくさん失敗してきました。

 

自分が困るだけならば良いのですが、この「だらしない」は関わる人に迷惑をかけることになります。自分の時間が管理できない人は、人の時間も奪います。遅刻をする、約束を忘れる、こうしたことは相手の時間を奪うことにつながります。時間を意識して生きていないと、こうしたことに罪の意識が芽生えず、時間を大切に思っている人を尊重できません。

 

「他人も自分と同じで無限に時間があるのだ」という振る舞いは信頼を失います。自分よりも時間の無い人のほうが多いくらいです。