集団で伸びる子も個別で伸びる子も

子供が疲れて帰ってくる塾がいい塾だと思います。

参加型


非常に暴力的な言い方ですが、集団授業でも個別指導でも、伸びる子は伸びます。

 

一方で、集団でも個別でも伸びない子の原因として挙げられることがひとつあります。それは「参加」でなく「観覧」になってしまっている場合です。

 

自分がその学習をしているという意識が希薄で、まるでテレビを見るように傍観者になってしまっている場合、どんなに素晴らしい授業をしていてもお土産が減ってしまうので効果が薄いです。これは集団の場合だけでなく、個別の場合も講師が「先回り」し過ぎてしまうと起こります。先生があくせくし過ぎていて、生徒が「余を楽しませてみよ」とばかりにふんぞりかえってしまっている授業もよくあります。これは意味がないですね。

 

個別指導が普及してきた頃は、「集団で伸びなかったから個別へ」という流れが主流だったと思います。今ははじめから個別指導という場合も非常に多いと思います。しかし学力を伸ばすという観点からいうと、集団か個別か、ではなく観覧か参加か。という見方のほうが大切な気がします。