早く休め

バテない工夫はこれかな。

休憩するポイントを先に確保する


長時間勉強する時は、3~4時間ごとに少し長めの休憩を入れるのが良いと思う。

 

私も大学受験生の時はそのくらいのペース配分でやった時が最も長時間勉強が続いた。休憩を挟まずに5時間くらいやってしまうと、そこで「やったな~」となってしまいその後が続かない。それよりは疲れを感じる前に大きめの休憩を入れたほうが、物足りなさが残りその後再開できる。1日6時間以上やるにはこれだと思う。

 

中3受験生は夏になると学習時間を増やしてもらう。それがこのペースなのだ。午前中に講習し、食事休憩2時間、戻って来てテストと自習を少しやって夕食へ。そして戻ってきてガッツリ自習。多くの子がこの方法で1日10時間程度勉強でき、「この方法が子供に合っている」と親御さんに言われたこともある。高校生になってからも、もくせい塾の塾生は長時間勉強する時は途中に食事休憩を入れる子が多く、それを推奨している。高校生たちの自習時間は長くて濃密だ。

 

受験勉強などでよく「マラソンのような」と例えられるけれど、給水ポイントを設けるという意味ではそうだと思う。速めの給水が熱中症対策になる。今日走れても明日休んじゃうようならば、早め早めに休憩しながら完走を目指したほうがトータルで距離が稼げる。