マニュアル人間にならないために

自由に動けるように。

脱マニュアル人間製造機


「指示待ち人間」とか「マニュアル人間」のような言葉がある。誰かに指示されないと動けないとかマニュアルの通りにしか動けないとか、「自分で考えて動く」力の弱い人のことだ。

 

これは、学び方による影響が大きいと思っている。日常生活でもそうだけれど、指示されることに慣れてしまっている。講義型の指導で全て指示通りに指導を受けてきた人はこうなりやすいというか、他の方法を知らないという感じなのかなと思う。

 

私も集団授業の塾に通っており、講義型の授業以外受けたことがない。だから私もマニュアル人間だ。若い頃は指示待ち人間でもあった。年とってくると、「自分のやりたいようにやるわい」と、変な開き直り方をして自ら学び直すこともし出したけれど、新卒で入った会社では自分で考えて動くことができていなかった気がする。

 

たぶん言われないと動けない人ってまだまだいっぱいいるのだろうけれど、「自分で考えて動きなさい」ということも、誰かに教わらないとできないと思う。だからその機会に多く触れるような学習環境は重要で、それはつまり自学力を身に付けるということだと思う。考えるための材料を身に付けさせてくれ、その上で「自分でやりなさい」と言ってくれる塾。そんな塾をこれからも目指していきたい。