音読だ

勉強は声を出さなくてはいけない。

音読してみると分かる


改めて塾生たちには音読を推奨している。言わないとやらない。

 

音読をしていくと文章を読むのが上手になる。つまり言葉が身に付き、内容の理解が深まる。そして読む速さが速くなり読み間違いが減る。記憶力や集中力も高まる。音読には多くの効能があり、受けられる恩恵が大きい。だからできるだけたくさんやったほうがいい。

 

毎日10分でもいいから声に出して読むだけで、1ヵ月もすると効果を実感できる。3か月くらい続ければ学力にも変化が表れる。なぜこれだけ利のあることをしないのか、それは「大変だから」だ。

 

音読は体を使った勉強なので非常に疲れる。はじめは5分でも疲労を感じるはずだ。授業中に英語小テストの準備が不十分だった生徒に音読をさせたら、1ページを10回もいかないうちにヘロヘロになっていた。勉強体力はこういうところに表れる。そこから更に20回は読ませたので、その日はぐっすり眠れただろう。繰り返し読まないと効果は出ない。

 

初めは大変だが続ければ絶対に力になる。問題をチョロチョロ解くよりもずっと確かな学習法だ。だからこれからもやらせ続ける。