不定詞が理解できるか

ここまでに下積みができているか。

中2の不定詞


新中2の英文法は不定詞の内容に入った。

 

この分野、教科書ではそれほど深いところまで突っ込んできてはいないが、名詞的用法・副詞的用法・形容詞的用法と、3つの「用法」の名前はなぜだか出てくる。これは改定前の教科書から存在していた。

 

塾生たちにはここをきちんと理解できて欲しいと思っている。その為には名詞など品詞のはたらきの知識が必要で、それをここの学習までに、つまり中1の段階である程度身に付けておく必要がある。

 

なぜ3つの「用法」というのか。そもそも「はたらき」が違うのだ。それをただの「訳し方の違い」だけでは説明ができない。不定詞の分野が、中学の教科書では中2と中3の2回に分けて説明されているのは、この説明を生徒にする為なんじゃないか。ただ学校では生徒の学力に差があるし、先生もそこまで踏み込めずにストレスを感じているかも知れない。

 

ゆえにこれをきちんと生徒に修めさせられるかが塾講師の腕の見せ所だと思う。浅い説明しか受けていなかった子は、ここからだんだんと英語の学力が先細りしていってしまう。そうならないためにもぶっとい理解の基礎を築いておく。