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読むのが苦手ならば書けばいいじゃない。
読解力を付けるには
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勉強していても読解力がなかなか伸びないなーという子は、「自分で文章を書いてみる」といい。
高校生には、受験に必要でなくても小論文を書かせる。それは、論文を書くことによって文の構造が見えるようになるからだ。
生徒には
「小論文はね、『読み手を納得させる』文章だよ」
と言う。読んでいる相手を納得させるにはどのように話を進めればいいのか。そもそも「何を」納得させればいいのか。そういったことを考えて実際に書いてみることによって、文章問題の論題や主旨が分かり、それを伝える為の文章構成が見えてくる。
自分で話をするのが苦手な人が人の話を聞いて話し方の勉強をするように、文章を読むのが苦手な子は自分で文章を書く。そうすることによって勘所をつかむことができるようになる。「書き上手」な子に読むのが苦手な子はいない。そして問題作成者はそういった勘所を設問として出す。そう文章読解とは、筆者との「対話」なのだ。上手に会話を転がせるようになってもらいたい。