春休みの高校生の積み上げ

高校生の努力量がハンパない。

春休みの学習量


春休み、ほぼ毎日のように自習に来ている高校生たちがいる。本当に立派だなぁと感じる。そういう生徒の積み上げているパワーについて考えてみたい。

 

自習に来ている高校生たちはだいたい部活動が終わった後、6時くらいに塾に来て最後までいる。途中食事休憩を取るので1日3時間くらいか。春休みが20日とすると、20×3=60時間ということになる。

 

ここで数学の参考書の王道、青チャートの話になるが、青チャート数ⅠAの例題数は全部で350題。1時間半で10題ずつ進めると一周するのに53時間。これが十分こなせる時間だ。

 

受験勉強で青チャートを使おうとしている子には「ⅠAは1ヵ月半で1周を目安に進めてね」と言っている。もちろん復習や、他の教科の勉強のことも含めてのペースだが、数学だけに絞ればあの「分厚い」問題集が1冊終えられる時間を、この春休みに勉強時間に充てているのだ。これは素晴らしい。

 

受験生はもちろんのこと、受験学年でない子たちもよく頑張っている。これくらいしっかり勉強している子が大学生になって社会に出ていくと考えると頼もしい。

 

勉強もせず、かといって他に身になることもせず何も生産性のない生活を自堕落に過ごしていた高校時代の自分に見せてやりたい。