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人それぞれ違うからね。
同じことと違うこと
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生徒によって、強化するポイントが違う。人それぞれ違いがあるからね。
もちろん勉強でどの科目が得意・不得意なのかや、数学なら数学で計算からできていないのか、図形が苦手なのかとかそういう違いもある。でももう少し見ている範囲を広げてみてみると、その学力を支えている土台の部分の違いが見えてくる。
「あ、この子は覚えることへの意識が弱いな」
とか、
「この子は字をすべるように読んでいるな」
とかだ。だから、そこの伸ばしていくことで本編である学力、テストの点数が伸びていく。
まずは指導しながら生徒の学力をその周辺にある力から見る。そしてここからは生徒ごとに対応が異なる。暗記の意識が希薄な子は説明の中で暗記の時間を取ったり、同じことを繰り返し何度も聞いて印象付けたりする。文字をサッと読もうとする子は「噛まずに音読ゲーム」をしたりと、思いつく対応策を繰り出していく。
塾のシステムや毎回のテストなどは全員共通だけれど、ひとりひとりにやることやその分量が変わる。これが私の思う個人指導だ。この精度を上げることがもくせい塾の価値につながればいいなと思う。