もくせい塾で小テスト・チェックが多いワケ

どんな量でも噛み砕けるようにね。

顎を鍛える

小学生の時はカラーテストを行う。単元ごとのテストで、その範囲も狭い。

 

しかし中学生になると定期テストは3か月に1回、いくつかの単元をまとめて行うことになる。当然生徒が習得しなくてはいけない量が増える。

 

そうなると「飲み込めない」子が出てくる。そんなに広い範囲を身に付くまで勉強したことが無いのだから当然だ。テストで自分の成績を見て、だんだんと勉強に対する意欲を失い、学校の授業についていけない子が増えていく。

 

授業自体は飲み込みやすいように一口サイズなのだが、そういう子にとっては、テストが「丸ごと飲み込め」なのがキツイ。当然受験は「全範囲」だしその後生きていく上で全ての知識を身に付けておくべきだから仕方無いのだろうけれど、これを咀嚼する「顎」がまだ育っていない子もいる。誰しもがワニやライオンのようにはいかない。

 

だからこその「小テスト」だ。定期テスト前にその範囲を単元ごと、正確にはもっと細かくしてチェックしていく。本来ならば日ごろの問題演習でそれは事足りるのだが、その意識を常に持ち続けて勉強できる人は多くない。テスト形式ならば否応にもその意識は高まるのだ。