泳げる人になりたかった。
この時期になると思い出す
ここ数日寒い日が続いたけれど、今日は少し汗ばむくらいだ。やっと初夏の陽気を感じられて心地よい。
気温が急に高くなってアスファルトが熱されると感じる匂いがある(分かるかな)。私はこの匂いを嗅ぐと、学生時代の「プール」のことを思い出す。
といっても水泳の授業に対してそれほどの思い入れも無く、泳ぎも得意では無かった。クロールは50mくらいはできたけれど、平泳ぎは全くできず、お尻がプッカリと水面から顔を出す「お尻怪獣」状態で前に進まなかった。そんなこともあってか「海派?山派?」と聞かれれば断然山派だし、最後に海水浴をしたのは大学生の時が最後だ。すっかり埼玉県人らしくなってしまった。
今はコロナ後で水泳の授業がどうなっているのかは分からないし、学校によってはプールが無いところもある。水泳自体が昔よりも重要視されていないのかも知れないね。実際、泳げないと困ることもあまり無い。だけど、泳ぐことに対する苦手意識はその後のレジャーの選択に偏りを生むことは分かった。学生時代にもう少し泳ぎの練習をしておけばよかったと思う。平泳ぎで前に進む原理くらいは知りたい。