等式の変形

こういうところで差がつく。

式をこねくり回す力

中2数学の式の計算の分野の最後には、「等式の変形」という項目がある。等式の性質を利用してある文字について等式を変形させるアレだ。例えば

 

a+b=c をbについて解け。→「b=c-a」

 

みたいなね。

 

学校のワークを見てもそれほど大きく取り扱われない部分だけれど、式を自由に変形させる力は是非とも今のうちに伸ばしておきたい。高校に入ると、数学をはじめ物理や化学など、自分で公式を導き出すことが多くある。

 

中学生でも公式を変形して使える子は数学がとても強くなる。例えば中1で習ったおうぎ形の面積と弧の長さの公式を変形して中心角を求める式を作ったり、球の体積と表面積を求めるときに、表面積から求めたほうが楽なことに気付けたりする。ここで習うのは、このあとに習う連立方程式で必要だからという理由だけでは無いのだ。