勉強を習慣にする

何かを習慣化するのも技術だ。

勉強ができない人は

学生にとって勉強は本分、やらなくてはならないものだ。でも、それは分かっていてもなかなか実行に移せないという人は多い。私もそうだった。

 

そんな人は「まず何をやるか」と考えるより先に勉強をしてしまうことをおススメする。

 

「勉強しなくちゃなー」

 

と、常日頃思ってはいるけれど行動できない人は、そうやってウダウダと考えることで、勉強そのものを先延ばしにしようとしているのだ。だから、考えるよりも先に動くことを習慣に取り入れてしまえばいい。

 

具体的には、机の上に教科書やノートを「開いたまま」置いておくこと。「やる」となった時にすぐに着手できるようにしておく。そして「朝起きたら」「学校から帰ってきたら」「夕食の前に」など、自分がどのタイミングで机に座るのかを決めておく。これは絶対に守る必要がある。ただし、やる内容は軽めのものにしておく。「ちゃんと効果の出るもの」をやろうとするのはまだ早い。普段勉強ができていない人にとってのそれは「ベンチプレス160kg」のようなものでまだ重い。教科書の音読5分間のような「鉄アレイ2kg」くらいのものからにしておくべきだ。

 

やることを決めたらあとは21日間、必ず毎日続ける。21日間続くと習慣になるらしい。ポイントは、勉強のタイミングをできるだけ1日の早い時間に入れること。人が1日に活動できる量には限界がある。勉強を後回しにしてやりたいことを優先していると、それだけでエネルギー切れを起こし「今日はいいかな…」になってしまう。「今日はいいかな」と考えてしまった段階で負けだ。考える前に動け。

 

これができるようになってくると、今やっていることだけでは物足りなくなってくる。こうなれば自分に習慣化する力が備わったもの。あとはその力に身を任せていけばいい。