勉強慣性の法則

提出物に追われてテスト勉強に手が付かないとか、もうね。

重い腰を上げてくれ

勉強には「慣性の法則」が存在する。

 

勉強のペースが上がって勢いが出てくるまでには時間がかかる。まるで、重いものを乗せた台車を押すときのように、止まり続けている物体(勉強のペース)は止まり続けようとするのだ。

 

だから定期テストの勉強も、ノッてくるまで3日くらいはかかると思っておいたほうがいい。(定期テストの学習でもこれだから、入試の勉強は勢いづくまで1ヵ月はかかると思っている)

 

それを踏まえて、「軽やかな」子は早目にスタートしている。定期テスト1ヵ月前にはもうテストを意識して動き出しているし、とりあえずその段階でできることに手を付け始めている。「テスト範囲が出てから」と、全部ガイドラインが分かってから動くのでは間に合わないことを知っている。

 

今日で富士中は期末テスト11日前、西中は12日前だ。今日になってテスト前はじめて塾の課題以外で自習に来た子がいるが、この子にはまだ10日ほどの時間が残されている。考えたくもない最悪の事態は避けられたと思う。まだ台車が動き出してない者はいないだろうか。