形ばかりの「テスト対策」

特別なことは何もないけれど、普段から意識しています。

定期テストの対策は

「定期テスト対策はありますか」

 

という質問をいただいたので、ここで答えておきたい。答えは「イエス」なのだが、ご期待するものとは少し違うかも知れない。

 

こういう質問をされる方のイメージとしては、テスト直前にテストで出やすいものを解説したり、定期テストの「過去問」を出してきて解かせたりといったことを期待されていることがある。でもそれは申し訳ないがしていない。

 

じゃあ何をしているのかと言うと、テスト前に行う、範囲の問題演習だ。「そんなの当たり前じゃん」と思われた方には重ね重ね申し訳ない。奇策も秘策も何もない。生徒の状況によりけりだが、英数に関しては予習型の学習をしている子が多く、テスト前には戻って復習を行う。その時の学習量はそこそこ多いと思う。テスト1ヵ月くらい前からずっとテスト範囲の復習している子もいるくらいだからね。

 

「ここが出るよ」と、生徒に出題内容を予言してあげることもある程度できるとは思う。私もそれなりに講師をしているからね。でもそれはあまり言わない。なぜなら、出るところを自分で考えるのも学力向上になるからだ。それを手伝ってあげてしまうと、自分で考えることができなくなる。目の前の1点よりも大切なこともあるはずだ。

 

またテスト直前に「対策講座」のようなものは催していない(やればビジネスチャンスなんだけれどね)。正直言って直前でそんなことやっても後の祭だ。テストは準備が全て。日ごろの学習がテスト対策のようなものだし、直前だけ勉強した気にさせるのは生徒の為にならないと考えている。

 

そんなわけでまとめると、テスト対策は「毎日」やっています。