思っていること

昔話。

チケット制の塾?

昔、ある塾長と新しい塾の形について話していて、

 

「授業のチケット制」

 

はどうかということになって、すぐに却下した。生徒が授業をチケットで買って、そのチケットを持ってくればいつでも授業を受けられるということらしい。個別指導形式で講師の問題さえクリアできれば可能だ。話を聞いた時、「好きな時に授業を受けられる」という利用者に阿る究極系だと思った。こういうのが好きな保護者もいるかも知れないね。

 

しかし、目的を見失っていることは言うまでもない。これでは生徒の学力は上がらないだろう。そもそも生徒が「授業を受けたい時」というものがあるはずがない。チケットの有効期限が近づいてきて嫌々消化しているのが絵に浮かぶ。また、テスト直前だけ授業を受けにくる「なんとかしてください系」の生徒を大量生産しそうだ。当然そんなパターンで成績が上がるはずもない。「他の習い事等があってどうしても移動せざるを得ない子の味方」と言えば聞こえがいいけれど、両立させたい子は授業日が決まっていてもちゃんと両立しているものだ。

 

結局、コンスタントに淡々と進めるのが最も効果的な学習法なのだ。リズムを崩して良いことなんてないだろう。したがって私はこういう塾はフェイクだと思うし、同様に個別指導塾でよくある「振替制」というものも懐疑的だ。

 

「来週予定があるので来週分の授業を今日にしてください」

 

って、そうすると2週間開くけれどその間の勉強はどうするの?(あと塾も『予定』だよね?)それに今日授業を入れてその準備はちゃんとしてきているの?と思う。まあ授業を「こなす」だけだよね。

 

学習は一定のペースで淡々と行うべきだ、と思う。