問題集は1冊終えた瞬間に力が伸びる

最後の1粒まで味わい尽くす。

問題集の取り組み方

夏休みも中盤に差し掛かり、高校受験生と大学受験生の勉強が本格化している。是非良い夏にしてほしい。

 

さて、受験生たちは問題集をバリバリ解いているが、そろそろ持っている問題集が終わって、「次はどうしたらいいですか」という質問もくるようになった。

 

問題集を使って学力が伸びる瞬間は、その問題集を終えた時だ。ここれは私の感覚でしかないが、きちんと問題集を1冊仕上げたときに、学力がググっと伸びる。最後の1ページが残っていたりしてはダメで、ちゃんと全て終わらせる。それこそ中に載っている筆者のコラムや解説にある補足説明だとかもきちんと読んでおくほどその効果は高まる。

 

参考書や問題集には、著者の思想がある。「こう考えてほしい、理解してほしい」という思いをもとにその本は作られている。だからその思想を全てコピーすることが大切だ。勉強は先人の積み上げた技術の習得なので、そのまま受け入れることで早く習得することができる。だから中にある栄養分を全て吸収し尽くすつもりで問題集に取り組もうとすると、1冊をきちんと「終わらせ」なくてはならない。

 

したがって先に書いた「次はどうしたらいいですか」という質問に対しての答えは、「完全にその1冊を吸収し尽くしたと思えるのなら先に進もう」だ。分からないところをあいまいにしたまま先に進むのは、寿司を出されてネタしか食べていないのと同じ。シャリにも職人の技術は詰まっている。しっかりそこまで味わってほしい。