評価

A評価を受けよう。

先生の好きなタイプ

学校の先生がつける成績は公正でなくてはいけないというのはそうだけれど、その言葉に「甘え」てはいけないとも思う。

 

学校の先生だって人間だ。だから成績を付けるときは少なからず先生の「目」から見た生徒の評価になるはずだ。「関心・態度」の項目がある中学校の成績は特に。

 

それを最近強く感じたのは、ある保護者様とお話していた時。学校の面談で

 

「成績を上げるには発言とか、声を出すとかしたほうがいいですよ」

 

「でもそれは生徒の性格なので仕方無い部分でもありますが」

 

と言われたそうだ。

 

その子の性格の部分で仕方無いのに、その部分が評価につながるとハッキリおっしゃっている。つまり「評価を上げる振る舞い」があるということだ。

 

「私は私。『素』の私を見て評価して」

 

というのは裏表無くて美しいけれど、それで評価を落とすこともあるということなのだ。だから少し厳しい言い方だが、学校の先生の公正さに頼り切って、自分の折り目正しさを整えないというのは「甘え」であると言える。