勉強法

巷にはいろいろな勉強法がある。

 

自分の経験になればとそれらをいろいろ試してきた。自分自身でも試したし、生徒にやらせてみたりもした。その結果思ったのは、

 

「どれも結局やることは同じ」

 

ということだ。読んで書いて覚えて解く。それを少しでも自分の苦痛が少なくなるようするのがいわゆる「勉強法」だ、と。つまり同じ勉強法が誰にでも通じるわけじゃない。ひとそれぞれかけられる負荷は違うからね。

 

だから勉強「法」にこだわるのはやめて、もっと根幹の部分を押し出そうと思った。ちゃんと覚えて再現できるようにすること。その為には量をこなすこと。そこに至るやりかたは千差万別でいいのよね。

 

ちなみに、自分が「これ良い!」って思った勉強法を人に教えてもだいたい上手くいかない。それは、その勉強法の理屈や意図を伝えきれずに形だけ真似させることになるからだと思う。理屈の部分は「読んで書いて覚えて解く」だし、意図は「自分に」足りないものを補うことだから、教えた相手には合っていないことが多い。