社会の教材はご当地だ

昨日はちょっと千葉県のほうに行ってきた。フラフラ立ち寄りながら成田山新勝寺を詣でてそれから香取神宮へ。新勝寺は成田空港からも近いせいか、外国人観光客がとても多かった。8割くらいがそうだったんじゃないかなぁ。

 

途中で手賀沼の横を通り過ぎたが、中学生たちに社会で教えている場所は自分でもやはり気になるね。ここらが江戸時代に老中田沼意次が干拓作業を進めた場所なんだなぁ。

 

社会が苦手という子は、「実感できない」というのが原因にあるのではないだろうか。中学時代の私もそうだった。実感できないから興味が湧かない。

 

そういう場合は、実際に目で見てしまうとずいぶん改善する気がする。沼地の周りに広がる田園風景を見て、「こうして人が暮らせる場所になったんだよ」とヒトコト言ってあげれば、1時間の講義よりもずっと説得力があるかも知れない。