小論文はテーマを絞る

生徒に何か話をしたときに、その内容が「ボヤっとしちゃったなぁ」と反省することがある。

 

そういうときはたいてい「いくつかのこと」を盛り込んで話そうとしているときだ。テーマが2つも3つもあるときね。こういうときは話が前後してしまったり、1つ目のことを完結していないのに2つ目の話をしてしまっていたりする。

 

生徒の小論文を添削していて、「ボヤっとしているなぁ」と感じるときもこれで、いくつかの論を盛り込もうとしてひとつひとつの内容が薄くなってしまっていることが多い。たくさんの話題が浮かぶのは頭の良いことなんだけどね。

 

書き出す前にメモ作りをさせているが、ここでの取捨選択が徹底できていない場合にありがちなので、メモ作りから見直していくことになる。あれこれ話題を出すよりも、ひとつのことを重厚に語るほうがいい場合のほうが意外と多い。