アドバイスの難しさ

アドバイスというのは、その人ができていないことを言うのだから、少なからず耳の痛い話になるはずだ。

 

自ら請うて求めたものならまだ聞く耳を持てるけれど、聞いていないのにされるアドバイスは正直「うるさい」。思春期の子ならばなおさらだろう。

 

しかしこれを「小言」と捉えずにアドバイスと捉えられる子は伸びていく。する側も、いかに小言に聞こえないように伝えるかというところが技術なのかも知れない。ただうるさがられるだけならば、しないほうがマシだしね。

 

指導をしている現場で、生徒に何かを言いたくなっちゃった時にこのことを考える。私のアドバイスはまだまだ、生徒に金平糖をそのまま飲み込ませるようなうるささがあるようなので、水あめのようななめらかさを目指して精進していかねばならない。