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「笑い」に触れているだろうか。テレビ番組でも漫画でもなんでもいい。笑いは、頭を良くする効果がある。いろいろな種類の笑いがあると思うけれど、ここでは「たとえ」に関するものについての話をしたい。
「キミ、そんなに怒ってヤカンみたいやな(なんとなく関西弁風)」
こんな言葉があったとする。何かに対して怒っている人に向かって、「ヤカン」にたとえている。怒ると体温が上昇したり、血圧が上がったりして汗をかく。人によっては顔が赤くなったりすることもあるだろう。それを火にかけたヤカンのお湯が沸騰するときのようすと重ねているわけだ。
このたとえを言うには目の前の怒っている人への冷静な観察眼と、そこから連想できるモノへの知識や想像力、それを瞬時に表現する瞬発力が求められる。またこれを(センスは置いておいて)「面白い」とするには例えた人と同じ想像力や知識が必要になる。笑いを解するには頭の良さが必要なのだ。
だからこうしたお笑いが好きな人は国語も得意になる。文章に出てくる言葉が瞬時にイメージできて情景が浮かぶようになるからだ。勉強の息抜きには、是非「笑えるもの」を摂取しよう。